アメリカでMBA→アメリカで働く

学年:6期生(EAP1A出身)
国際結婚歴8年、子供(4歳と2歳)大学卒業後、日本に3年住み、アメリカへ移住。現在在米6年目。

現在はテキサスの小さな投資会社でマーケティングとコンプライアンスを担当しています。私費でMBAを取得しましたが、大学院卒業時に2歳と0歳の子供がいたため、ワークライフバランスを重視した転職をしました。ですので、どちらかというとアメリカでバリバリ働く体験談というよりは家庭重視でのんびりキャリアアップしているAIU卒業生の一例としてご参考ください。

目次

実際に働いてみて

ずばり、「ストレスが少なくめっちゃ働きやすい!」この一言に尽きます。今働いている投資会社では17時には家にいるのが普通で、平日の夜友達と会うのも普通です。今の会社で働いてもうすぐ2年ですが、いまだに残業はゼロです。転職の面接時にもフルタイムの採用ではあるが、短い時間で働けるよう交渉して今は週に32時間ほど勤務にしています。週に3日は在宅で、しっかりと成果さえ出していれば勤務時間はあまり気にされません。8時半始業ですが、僕は子供を保育園に送ってから出社するので、基本9時くらいに出社しています。そんな遅刻魔の僕ですが、今までに1度だけ、「もっと早く来れば~」と言われた事があるだけです(笑)給料も日本の大手でバリバリ働いてる友達と同じくらい。ただし、昇給交渉は、年功序列もないので、自分から強く主張する必要があります。日本的な謙遜は美徳とされず、自分から主張しないと、「あっ!何も実績残してないんだ!会社に貢献してないんだ」と思われます。ボランティア活動やネットワーキングを通じて仲良くなった10人ほどの大手会社の役員やマネージャーに聞いたら、みんな口をそろえて、「給料は自分で交渉していかないと、アップも昇進もさせにくい。こういう実績残したから、いくらアップして!」といって交渉すると言われました。
実際に、自分から超積極的に給料交渉していった妻は2年間で最初に採用された額の約3倍まで年収アップしました。

就職&転職活動

現在はストレスもほとんどなく働きやすい環境ですが、就職&転職にはかなり苦労しました。転職活動は日本でも行いましたが、日本よりもはるかに大変だと感じました。アメリカでの就職&転職は特定のスキルを持つ即戦力が求められる点、日本の学歴はほとんど無意味である点、現地での人脈が大切である点が日本と大きく違いました。なので、いずれ海外で働きたい!と思っているAIU在学生や卒業生は自分が生きていく!と決めた職種である程度実績を残してからじゃないと、アメリカでは転職に苦労すると思うので準備をしっかりして下さい。まずは超絶な実績を残そう!

実際にMBA終了時で転職に上手くいった同じMBA生はだいたい、同じ職種で以前より上のポジションで就職するパターンがほとんどです。社会人歴が3年未満でMBAに挑戦した人は、あまり希望通りの転職ができない人が大多数でした。MBA持っていれば転職無敵というのは一昔前の話です。超トップスクールならありえるかもしれませんが、超トップスクールMBAの友達もほとんどが前職と同じ業界のコンサルか、投資銀行です。くどいですが、まだあまり自分の職種を確立できてないが、海外で働きたいなら、まずは今の職種か新しい職種でしっかりと実績を作る事が何よりも大事です。そうすることで、転職時に実績を数値化してしっかりと自分ができる事を主張しながら自分を効率的に売り込めると思います。

実際に、僕よりもアメリカでバリバリ働いているAIU卒業生も数人は知っていますが、結婚したり、子供がいる人はまだ少ないのかなという印象です。まずは、自分のキャリアに専念してから!という彼らには頭が上がりません。僕とは違って残業とかも多いと聞きますが、給料はもっと良いし、もっと偉い立場にいます。彼ら彼女たちは、しっかりと大学院などを通してその分野でCPAやプログラミングなどの資格を取りつつ、転職を成功させています。いずれ彼らにもAIU Colorsで体験談をシェアしてくれるように頼んでみます。

MBA同期とのフィンランド旅行

アメリカで働いてみてツライこと

「え?アメリカで働くの最高じゃん!」って思われるかもしれないですが、当然ながらアメリカで働くのに苦労がない事は全くないです。正直、移住して最初の3年くらいは苦労しかありませんでした。これは、人によると思いますが、僕にとって実際アメリカで働く1番のツラさはやはりすべて英語な点です。高度な交渉はアメリカ人よりはるかに論理的に上手く交渉しないといけません。しっかり議論して交渉できれば問題ないのですが、EAP1出身だからツライツライ(笑)在米6年目の今でもたまに日本語ならもっと上手く交渉できたのに💦と悔しい思いをします。

もちろん今となっては全て良い思い出ですが、移住したばかりの頃は日本での会社員としての職歴も営業で1年未満しかなかったため、派遣社員としてしか仕事がなく、その仕事も超絶つまらなかった時、転職面接でも上手く交渉出来なかった時、取引先とのやり取りで「ネイティブじゃないならバカ!仕事すんな!」と罵声されて英語力不足で言い返せなかった時は何度も悔しくて涙が出ました。最初の3年間は「日本に帰る!」がずっと口癖でした(笑)

ツライ期間を乗り越えてそんな時でも何度も立ち上がれたのは、家族のおかげです。育児での睡眠不足で身体的にボロボロになった時や、学業と仕事の両立で精神的にボロボロになった時は、妻にはいつも「甘えるな!世の中にはもっと死ぬ気で努力している人がいるでしょ!」と叱咤激励してもらい、娘からは頑張ったご褒美として、ホッペにキスをしてもらい元気をもらい続けました。「Easy Choices Harder Life, Harder Choices Easy Life」と自分に言い聞かせ、あとで見返してやる!と涙を流しながら歯を食いしばって立ち向かいました。英語も必死にもっと勉強したり、色んな分野の勉強をし続けて、MBA卒業前のCapstone Projectでは大企業のマネージャーばかりのアメリカ人達を自分がしっかりと納得させて、チームリーダーの任務を全うしました。それが自信となり、転職も成功して現在の働きやすい安定した環境にたどり着きましたが、今思うと、長いようで短い、ツライようでエキサイティングなアメリカ移住挑戦だったなと感慨深いです。

妻の職場でのパーティー

これから

アメリカ生活の6年間では、たくさんの人に助けられて今の幸せを築き上げることが出来ました。「Give and Take」ではないですが、たくさんGiveをしてもらったので、「Give and Give」をモットーに、これからは自分が受け取った以上のGiveをしていきたいです。テキサスでも、日本からの留学生を定期的にメンターして面白味を覚えたので、大好きなAIU生のメンターなどもしていきます。

終わりに

ここまで読んで頂きありがとうございます。僕からみなさんへのリクエストは1つです。在学中の海外留学だけに留まらず、社会人になってからも、常識に縛られないAIU生のみなさんには、「何だEAP1出身でも海外でキャリアアップしながら仕事できんの?じゃあ私でもできんじゃん?」って思って選択肢を広げていってほしいです!そう思って行動していくAIU生が1人でも増えて幸せになってくれたら僕はお腹いっぱいです。

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