日系→外資系へのシフトチェンジ

プロフィール

AIU7期生。2014年8月卒業。翌年4月に商社に入社。自動車部品のトレーディングを担当。完成車メーカーへ出向し、海外駐在を経験したのち、2021年2月に外資系EC企業へ転職。

AIU卒業後のキャリアについて教えてください

AIU卒業後、商社に入社し、自動車構成品の輸出入を行う部署に配属されました。就活時は業界を絞っていたわけではなく、グローバルに働ける会社であること、かつ就活を通して出会う社員の方々で「この人と働きたい」「こんな人になりたい！」と思う企業を志望していました。

商社では営業として自動車の構成品を海外へ輸出する業務に携わっていました。毎月の輸出業務統括に加え、トラブル対応（緊急出荷）も担当していました。

その後自動車メーカーへ出向となり、調達本部にて、車両製造に必要な外注部品のプロジェクトマネジメントを実施していました。各車両プロジェクトには決まった「原価目標」があり、その目標内で必要な部品を購入できるように調達活動の立案・推進を行っていました。

1年半の出向を経て、今度は同じ自動車メーカーの北米拠点へ出向となり、北米プロジェクトマネジメントを担当しました。ハイブリッド自動車のプロジェクト担当として、設計本部や事業企画部隊と連携し調達活動を推進してきました。

現在は、外資系EC企業へ転職し、ECサイトの出品者に対しての売上向上施策の提案を行うマーチャントコンサルタントとして働いています。16社を担当し、それぞれの売上状況を踏まえながらさらに売上を伸ばしていくために実施できることを日々模索・提案しています。

商社から外資系ECサイトへ…何故全く関係のない業界へ転職？

私はどちらかというとなんでも興味をもって取り組めるタイプで、特に業務内容についてはこだわりがないタイプです。海外駐在経験後ちょうど結婚して夫が東京へ転職するタイミングだったので、私自身も思い切って新しいことをしたいな…と考えました。また、近しい友人に外資系IT企業で働く方がいて、彼女の働き方にすごく魅力を感じました。結果を出していれば働き方は自由（完全リモートで頻繁にワーケーションしていました）というところがとても新鮮で、私もチャレンジしたいと思うようになり、思い切って新世界へ飛び込むことにしました。

入社前に思い描いていた「外資系像」と実際に入ってみての「外資系像」…違いはありますか？

想像通りの部分と、思っていたのと違う部分両方あります。まず、「自由」な部分はやはりその通りだったなと思います。仕事で結果を出していれば勤務時間については何も言われないので、当日のフレックスは自由にできます。（人によって仕事を始める時間はまちまちです。）また、家庭の事情についてもとても寛容で、「子供が熱を出したので午後休みます」といっても誰も何も言いません。自分の時間で仕事をしっかりと回していれば、誰にも何も言われない自由さ。ここは入社前のイメージそのままでした。

一方、イメージと違った部分については、「思ったより人があたたかい」というところです。外資系はみんなサバサバしていて冷たい方ばかりと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。私が今いる部署は比較的できて間もない（といっても1年半）ので、部署を作り上げていく過程にあります。困ったら誰かが手を差し伸べてくれるし、相談しながら仕事を進めることができます。そこは入社前に持っていた外資系のイメージとは異なる部分であり、異なっていて安心した部分です。

今後の目標は？

皮肉にも外資系企業に転職して英語を一切使わなくなってしまったので、ゆくゆくは英語を使う部署で海外の社員とかかわりながらプロジェクトを進めていけるような部署で働きたいなと思っています。夫も私も完全にリモートなので、首都圏に住み続けるのではなく、どこかのタイミングでのどかに暮らせる土地に引っ越して落ち着いた環境で仕事をするのもいいな、とぼんやりと考えています。

終わりに

転職して神奈川県に引っ越してきましたが、コロナ禍での転職だったので「忙しい関東」「満員電車」を未だ知らずにいるのでコロナ明けどうなるのかちょっぴりドキドキしています。コロナが落ち着いたら東京・神奈川近辺のおいしいお店もいろいろ探検したいなと思っていますので、おすすめがある方は是非教えていただきたいです！